テレビで東京の郊外にある雑貨とお土産を売る店を紹介している。

カフェもやっているが、こだわっているためコーヒー1杯出すのに20分かかる。

この店に就職するため、履歴書を持って東京に行く。店は浜松町の辺りにある。土産ブースで沖縄県?の辛い酢のボトル(約1リットル)を4本セットで売っている。テレビでも紹介されていた気がして、手に取った時に落としてボトルにヒビが入ってしまい、買うしかなくなる。

 

店には中庭があり、夕方に近い昼間、曇り、やや延び放題の芝生を抜けると屋内のカフェブースに繋がるドアに着く。テーブルは2つ。うちひとつには4人ほどの年配の女性グループ。来たばかりの違う女性がカウンターでコーヒーを頼むと、20分かかると言われる。

 

店を出て駅近のビルに入る。上階にのぼるエスカレーターが、ベージュ色のマジックテープになっており、それにくっついて移動する。段差はなく、坂で、急に90℃近い角度がつくため、急いで張り付いて登っていく。無様であり、都会の人はもっとうまく使いこなしているのだろうかと思う。 登った先にあるTSUTAYAは、妙に棚がまばら。修学旅行の生徒が点呼しているが、点呼係の男子の学級委員が「男子25、女子17、合計…」で計算ができず止まってしまい、引率の体育教師が最初から点呼しろと怒っている。 更に上の階に行こうとするが、エスカレーターの先が行き止まりになっていて、引き返した。外は夜になっている。