ピアノの発表会
ピアノの発表会に行った。知り合いの子どものピアノ教室のもので、今年で3回目になる。
毎年、発表会の日は天気が悪い。霰の直撃を受けながら会場に入る。
たくさんの習い手が演奏をされるので、長い発表会の間、人々は会場を自由に出入りして良いようになっている。天井は高く、くっきりした照明、それぞれおしゃれをして、1年に1度の厳かな舞台だけど、そのせいか妙に開放感がある。
ひとりの演奏が終わると、おもむろに撮影の準備をはじめる人。次の弾き手の家族や知り合いだということが一目で分かり、いい。
ピアノを弾き終わった人は、1分後には会場に入ってきて一緒に聴く。私の行った時間帯は子どもの演者さんが多かった。さっきまでステージにいた子がこっそり入ってきて、薄暗い会場を所在無げに見回し、おいでおいでをしている人を見つけ、ぱっと表情を変えて小走りになる。さっきまでカメラを回していた家族は、空いている席にその子を座らせて、声は出せないけど大げさな細やかな身振り手振りで歓迎する。
そのほかによかったところ。
深くて勢いのよい、子どもの生命力あふれるおじぎ。
連弾で、小学校中高学年くらいの子どもが、低学年の子どもをよく気遣っていたところ。演奏を合わせようとするのはもちろん、並んでおじぎをする時に、つい視線を低学年の子に向けているのも、かなり面倒を見ている感じがあり、よかった。
変な夢
大学生で、ある集落の祭のレポートのために小さな宿に泊まる。
宿は濃い肌色の外観で、民家にも見える。広くて古い部屋に先輩や友達と泊まり、夜になると祭が開かれている場所の近くの公民館に行く。公民館は駅の待合のようになっており、とりあえず何かを待っている人でごった返している。財布とスマホのはいったカバンを預ける場所に預ける。
とつぜん公民館に刺激物の匂いがたちこめる。警官らしき格好をした人たちが薬品をまいている。みんな慌てて外にでる。急に消毒?掃除?が行われたようだった。しばらく終わりそうにない。
さなえちゃん、フォロワーのSさんも同じく財布を預けていて、近くに住んでいるのであとで財布を取りに行けたら、その時に一緒に回収しておくね、と言ってくれる。
帰り道、菜の花畑が右側に広がる暗い道を自転車で駆ける。近所の神社の脇を通って自宅に着くと、21時前くらい。母と妹が起きているので、仔細を話す。
だんだん、警官らしき人たちは強盗で、わざと薬を撒いて、置いてある貴重品を盗もうとしたのではないか、と不安になってくる。
翌朝、早いうちに集落に出かけるが、交番の場所がわからず村役場に行ってしまう。村役場は2階建てで、迷っているうちに朝礼が2階で行われ始め、9時を回ったことが分かる。1時間目に遅刻するが、諦める。集落でも、昨日の件を怒っている男性がいたが、財布も戻ってこないし、何を言ってもまともに取り合ってくれないという。
役場の人に交番の場所をききだし、たどりつくと、親切そうな若い警官が声をかけてくれる。経緯を話すが、「都会の人は驚くかもしれないが、そういうことは田舎ではよくあって」とまともにとりあってくれない。
別に都会の人ではない、とがっかりしながら交番をでると、体が変に節くれだってくる。世界中の人が3種類のバッタになる時がきた。
焦る夢
焦る夢ばかり連日見て、みるみる精神がやられている。内容は支離滅裂でアホみたいなので、人に話してもいまいち切迫感がない。でも夢の中では本気で焦っている。辛い。
焦る夢を見たら更新することにします。
7月20日
沖縄旅行。Mさんと、今は沖縄に住んでいるらしいCさんと、日が沈んだばかりの、海が見える坂道を歩きながらカブトボーグの話が止まらない。帰りのフライトが18時だったのに、気が付くと大幅に時間を過ぎている。
手際のよいMさんは、さっそくスマホで検索をかけ、最終フライトは20時だから、今から空港に向かって席をとろうという。子どもが2人おり、これから夫を迎えに行くというCさんと別れ空港に急ぐが、土地勘のあるCさんがいなくなったことでまるで道が分からなくなる。藍色の着物を着て、ほっかむりを被った女性に尋ねると、親切に案内してくれるが、それは客引きのスタッフで、目的の店の前で立ち止まってしまう。「空港に行きたいんですよ」と怒ると、悲しそうな顔をして黙り込んでしまった。この人も商売なんだ、悪いな、と思うが、どうしようもない。
また違う親切な男性2,3人が、空港までの道を走って案内してくれる。この時点で19:40を回っており、搭乗手続きのことを考え、かなり焦る。男性達について坂道をどんどん駆け上がる。空港なのでもちろん高いところにあるのだろうと思ったが、そこは真っ暗なゲレンデで、男性達も道を間違っていた。
7月22日
仕事で芸能人のS.Sさんにインタビューをしなければならなくなる。
忙しい芸能人のS.Sさんに急にインタビューを依頼すること自体どうかと思うが、仕事なので、焦りながら準備を進める。インタビューの依頼をするも、正式な依頼方法も分からず、もちろん門前払いされる。
もうこの仕事は終わりだ。少しホッとして学校に行くと、S.Sさんがインタビューを受けてくれるという報せが入る。実は高校生の同級生だったKさんが芸能事務所の社長となっていて、便宜を図ってくれたのだ。Kさんの事務所には、同じく同級生のTさんとmさんも働いていて、未だに3人の仲が良いことに嬉しくなる。
急遽インタビューが実現することになり、慌てて用意していた資料をとりに走る。戻ると、S.Sさんは先にインタビューの場所に向かっているというが、その場所がどこかを聞いていない。協力的でない担当者に尋ねようとするも、その人もいない。小学校内のめぼしい場所を走り回るが、S.Sさんは見つからず、時間ばかりがたち、焦りが募る。
たまたま会った保健の先生に聞くと、S.Sさんならグランドにいると教えてくれる。4階の窓から、サッカーゴールの脇で後輩とボールで遊ぶS.Sさんの姿が見える。
S.Sさんの元へ行き、忙しい中お時間をつくっていただいたのに、と土下座で詫びる。後輩は「連絡しない担当者が悪い。先輩は悪くないですよ」と言ってくれる。S.Sさんも特段気にしていない様子だった。
10月24日の夢
小学校の校舎で、また、家に帰るまでの下校中に、女性科学者になったり中学生の頃の自分になったりしてゾンビに襲われる。
家に帰ると母親が夕飯の支度をしていて、ゾンビの話をするが、テレビも何もつけていなかったのでまるで気付かなかったという。ゾンビが出るなんて大ごとだと思っていたが、ニュースを見なければ気付かない程度のもので、大した騒ぎではなかったのだと安心する。
中学の友だちと遊ぶ約束をしていて、私がそのうち2人を車で迎えに行くことになっていたので、部屋の勉強机に座りスマホを確かめるが、特に新着通知は来ていない。しかし、それはロックがかかっていたからで、解除した途端にたくさんの通知が来ていることに気付き慌てる。3時間も前に「すぐにでも遊びたい」という通知がきていているが、その頃は丁度ゾンビに襲われていた頃で、友だちは普通に大丈夫だったんだな、やっぱりゾンビ騒ぎはは大したことないんだな、と思う。その後のラインには、別の友達のバディミッションBONDの実況が流れている。
夢
テレビで東京の郊外にある雑貨とお土産を売る店を紹介している。
カフェもやっているが、こだわっているためコーヒー1杯出すのに20分かかる。
この店に就職するため、履歴書を持って東京に行く。店は浜松町の辺りにある。土産ブースで沖縄県?の辛い酢のボトル(約1リットル)を4本セットで売っている。テレビでも紹介されていた気がして、手に取った時に落としてボトルにヒビが入ってしまい、買うしかなくなる。
店には中庭があり、夕方に近い昼間、曇り、やや延び放題の芝生を抜けると屋内のカフェブースに繋がるドアに着く。テーブルは2つ。うちひとつには4人ほどの年配の女性グループ。来たばかりの違う女性がカウンターでコーヒーを頼むと、20分かかると言われる。
店を出て駅近のビルに入る。上階にのぼるエスカレーターが、ベージュ色のマジックテープになっており、それにくっついて移動する。段差はなく、坂で、急に90℃近い角度がつくため、急いで張り付いて登っていく。無様であり、都会の人はもっとうまく使いこなしているのだろうかと思う。 登った先にあるTSUTAYAは、妙に棚がまばら。修学旅行の生徒が点呼しているが、点呼係の男子の学級委員が「男子25、女子17、合計…」で計算ができず止まってしまい、引率の体育教師が最初から点呼しろと怒っている。 更に上の階に行こうとするが、エスカレーターの先が行き止まりになっていて、引き返した。外は夜になっている。
最近読んだ本の感想
『老人と狩りをしない猟犬物語』|感想・レビュー - 読書メーター
狩りをしない猟犬ときいて、どのような犬を想像しますか。
きっと、心優しいとか、気弱で獲物を倒せないとか、そういう類の犬をイメージすると思います。
半分当たっています。
この物語に出てくる猟犬、隼(はやぶさ)さんは、
とても優しい犬ですが、戦闘力がカンストしています。
狩りをしないというのは、文字通り猟師に付いて「狩り」をしないだけであって、戦うこと、殺し自体は躊躇なく行います。
そのため、隼さんの闘いは、大抵、獲物とのタイマンになります。
(まれに、隼さん 対 多数の時もある。もちろん、彼は圧勝します。)
猟師である老人は、家族や1代目の猟犬を熊に殺され、暗澹たる日々の中で隼さんを拾います。隼さんの突出した運動能力に2代目としての希望を見出しますが、獲物である鳥やキツネを殺さないばかりか、遊び相手として仲良くしようとする隼さんの気性に落胆し、ダメ猟犬の烙印を押すのでした。
老人は、自身残された僅かなずかな時間の中で、森に潜む3体の王者、熊、猪、大鷲と、独り決着をつけることを誓います。
この物語の魅力は、老人と隼さんの不思議な関係だと思います。
猟師と猟犬は、主人と忠実な部下、つまり明確な上下関係を築きますが、隼さんは老人の部下ではありません。老人が大好きで、危機が迫れば先んじてその芽を摘みに動きますが、気がのらない指示には明確に従いませんし、基本ソロ活動を重視しています。そういう意味でも、隼さんは「猟犬」ではなく、一匹の自立した「犬」であるというスタンスが貫かれています。
3体の王者を屠ることを決意した老人ですが、それぞれの怨敵との結末には、どれも隼さんが、直接的に、間接的に絡んでいます。
暗躍する隼さん。それを知らない老人が、「この犬、今日もほっつき歩きやがって。こっちは大変だったんだぞ。トホホ…」と落胆するという、まるで正体を隠し日常を守るヒーローのテンプレートのような展開に、微笑ましくも歯がゆい気持になること請け合いです。
こんな軽いノリで説明していますが、絶望的な環境で、だんだんいうことを聞かなくなる老体に鞭打ちながら、それでも猟師という生き方しか知らず、突き進むことしかできない老人の孤独な胸中
最強ゆえに孤独であり、仲間欲しさにキツネの親子と仲良くしようとする隼さんのいじらしさ
そんな一人と一匹のじれったくも愛しい関係と、厳しくも美しい自然の描写がほんとうにあざやかで、出会えてよかったな、と思える1冊となりました。
隼さんが奥羽軍に加わっていれば、確実に赤カブト討伐戦の決死隊のひとりになっていたでしょう。それだけの〝漢〟です、彼は。
怖い長方形
今は亡きサティのゲームセンター。
手前側からUFOキャッチャーやワニワニパニック、じゃんけんのゲーム(グーチョキパーのボタンを選び、マシンとじゃんけんする)、少し中にいくとアームでお菓子をとるやつ、アンパンマン号や新幹線といったの乗り物系と、対象年齢が低いものが配置されている。
更に奥へ進むと、年齢層の高いゲームがあらわれる。壁際を埋めるようにスロットマシンやドライブゲームがずらりと並ぶゾーンは、あまり人っ気がないし、人がいても大抵は覇気のないの男性なので、小学生のこどもには近寄りがたい。
唯一心やすらげるのは中央に鎮座するコインゲームゾーンだった。
コインをふらせる汽車が塔の上を周回している様子などは何度見ても飽きなかったし、たった1枚のコインが雪崩を起こす快感は格別で、コインを得るためにコインを溶かしまくっていた。
そんなコインゲームコーナー付近の両替機のはす向かい、やや奥まった位置にそれはあったと思う。
木製の公衆便所(トイレというより、便所。)を模した筐体で、はがれた板から血走った眼玉がのぞく様子が描かれている。そこから響く重低音と不気味な少女の声は、ゲームセンターの爆音のなかでも何故かはっきり鼓膜にこびりつき、幼い子どもたちを戦慄させた。
真っ暗な筐体のなかには2人ほどが座れるシートがあり、用意された怖い話(確か4~6種類ほど。少ない。)から好きなものを選択して聴くことができる。記憶は定かではないが、おそらく映画「学校の怪談」ブームを追うように設置されたと思われる。
当時はこのゲーム機が恐ろしくてならず、反面怖いもの見たさの精神で、ゲームセンターに立ち寄れば必ず1度はこのトイレの様子を覗きに行った。しかし、誰かがこの筐体に入っていた記憶はない。ゲーム機は大抵ひとりで奇妙なBGMや悲鳴を流しており、その人を寄せ付けぬ様が余計に恐ろしかった。
一度だけプレイしたことがある。好奇心と恐怖のはざまで相当躊躇し、誘ってくれた友人を長らく待たせ呆れられた。
選んだのはカエルの解剖の話だった。解剖の授業で一人の少女がヒートアップしていき、チェーンソーとかも使いだし、さすがに周りがドン引きする、という内容で、記憶がおぼろげなせいもあるが、どのあたりが怪談なのかよく分からない話だった。
いつの間にかゲーム機はなくなって、跡地にはプリクラコーナーができた。
あのゲーム機の情報を探しているが、広いネットの海を検索しても、詳細は謎のままである。